住まいの環境を良くすることはアレルギーの改善につながる可能性がある

ゴールデンウィークも終わり、梅雨が来る前までは心地よい気候が数週間ありますが、その後、日本は梅雨の季節に突入します。

夏季の高湿度状態は、好湿度性真菌やダニの増殖によるアレルギー等の関連性の報告があります。日本はカビに対して個人での処置。特別ガイドラインというものはないのですが、欧米では公衆衛生の一環として取り込まれています。これは住宅や建築物の設計、建材の選択、換気システムの導入など、カビの予防に重点をおいた厳格な建築基準が含まれます、例として、適切な断熱と換気システムの設計によるカビ発生の抑制。また、発生した場合の対処に関しても専門的な除去サービスの利用が推奨されています。不動産の売買や賃貸においてもカビの状況に関する開示が義務付けられ、消費者保護の観点からカビ対策が強化されています。

カビによる健康被害として、喘息、アレルギー性皮膚炎等の関係性が報告されています。私たちは健康な生活を送るためにもカビの発生、増殖に日々注意をしなくてはなりません。

 

カビの発生、増殖をさせないためには燻煙など薬品によるものがありますが、製品によっては健康被害が起こりうる可能性があります。またカビ取りを専門業者に頼むとなるとかなり高額になり、カビ取りをしてもまた高湿度という条件が揃うとカビは発生します。

 

結果、私たちの生活する上で日々カビが好む環境を作らないことが大切なのです。

カビが好む環境とは

1:高温、湿度などの温度

乾燥する冬場でも実はカビが生える可能性があるので、冬場でも注意が必要です。(長時間の加湿器などの使用等)

 

2:風通し

クローゼットの詰め込みすぎをしない、風呂場、炊事場などはなるべく湿気、水気を残さないようにする。

 

3:カビが栄養とする手垢やホコリなどの有機物を残さない

カビが栄養とする手垢やホコリなど、はたきをかけたり、掃除機を使いこまめに掃除をする。

 

これらのことを念頭に置いて、必要に応じて適切なカビ防止剤を使用し、健康的な生活を送りましょう!


さまざまなカビ防止製剤について

 

アルコール

有機物を一度取り除いてからアルコール消毒をすることを推奨しています。また、乾いてしまうと効力は低下していきます。

 

次亜塩素酸ナトリウム・次亜塩素酸水

噴霧後しっかりと換気をすること、濃度によっては腐食性があるため金属製品の使用は注意が必要です。他の洗剤と混ぜることで有害な物質が発生するため混ぜてはいけないですし、光に弱いため、直射日光を避けて保管をしなくてはなりません。

 

グレープフルーツ種子抽出物

有機物下でも効果を出しますので、手垢、ホコリなど一度取り除くという作業はしなくていいです。また、非引火性なので、保管場所に注意しなくて良いです。カビ等に対し長時間抗菌効果が続きます。

 

弊社のシトラバスターで使われているグレープフルーツ種子抽出物は、カビ真菌に対する効果の実証試験を行なっております。

検査原本は個人情報保護及び試験方法技術情報を含んでおり公開することができません。詳細につきましては、弊社(株式会社EID)宛にお問合せください。